プロジェクト管理ソフトの多くは、まず理論ありきで、その理論を把握することなくしてソフトは使えない、というものが多く、なおかつ日本のビジネスプロセスには必ずしも必要のない部分も多く含まれる為、導入してもすぐに使えないものがほとんどでした。
しかし、導入を必要としているのは、実際に現場にいる管理者で、これから理論を覚え、なおかつソフトの使い方を覚えるという学習・教育の時間を持てない人がほとんどなのです。
ハイパープロジェクトを開発しはじめる際に考えたのは、まず、
という点です。
ハイパープロジェクトの特長をいくつか挙げていきましょう・・・
★わかりやすい操作環境ですぐに使いはじめることができます
日本で一から作り上げたソフトだからこそできた、わかりやすい操作性と、PERT※を知らなくても、思いついた作業と所要日数を仮に入力していき、線で結ぶだけでスケジュールが作成できます。
※ PERT理論(PERT図)
- プロジェクトを構成する一連の作業の流れを表現した図。
考案された当初は1つの作業を矢印で、矢印の長さで期間を表し、その矢印を繋いで表現するアロー型のPERT図が主流であったが、コンピュータで処理するようになって、作業をボックス型のアイコンで表現するフロー型(プレシーデンス型)のPERT図が主流になった。
アイコン自体は時間を表現しないが、作業の流れを組み換えやすいというメリットがある。
1950年代に米国海軍を中心に考案され、潜水艦ポラリスの建造にPERT手法を用いて7年の計画が2年短縮できたことで一般に普及。日本でも東京オリンピックに伴う新幹線や首都高速道路建設で利用された。
更にクリティカルパスメソッド(後述)を盛り込んだPERT/CPMやPERT/TIMEなどの手法も考案された。
★PERTもガントチャートもすぐ作れる
教本などでは理解しにくいPERT理論※や、手書きでは書き直しが面倒なガントチャート※も、使いながら学べ、理論がわかっている方なら1〜2時間ですぐに実践に使えます。
- ※ ガントチャート
- 第一次大戦中に兵たん業務の段取り・調整のために考案された手法で、バーの長さで作業の期間を表現する。
メリットとしては、誰でも見やすく、進捗状況が把握しやすい点が、デメリットとしては作業間の関連性が分かりづらく、遅延の影響がつかめないなどの点が挙げられる。
★もちろんスケジュール管理だけではありません
プロジェクト管理ソフトとは、単なるスケジューラではありません。プロジェクトの資源(リソース)である人材の管理、コスト管理、負荷の管理まで、このソフトで様々なマネジメントが可能です。
もちろん日程の管理においても、クリティカルパス※を自動算出し、ビジュアル化することで、後続作業に影響のあるタスクがすぐに把握できます。
- ※ クリティカルパス
- 少しでも遅れが生じると後続する他の作業の計画にも遅延が生じ、プロジェクトの終了予定日にまで遅延が生じる作業の流れ。
これに対して、ある時間の遅れが出ても後続する作業に影響のない場合、その作業は「ゆとり時間」もしくは「余裕時間」を持つ作業と呼ばれる。後続の作業に影響がないゆとり時間と、後続作業には影響があるがプロジェクト全体には影響がないゆとり時間がある。
★更にPRO版では大型プロジェクトに必須の機能を多数搭載
日付に頼らず、WBSでプロジェクトの作業をブレークダウンすることができます。 負荷をグラフィカルに表示するヒストグラム※(積み上げ棒グラフ)により、負荷を把握し、負荷の山崩しが可能
実際に開始終了した日付を入力することで、元のスケジュールとは別に実績反映モードでの表示が可能。
新規管理項目として、関数や計算式による入力項目や計算項目を追加可能。
現在の進捗をグラフィカルに表現するイナズマ線表示と履歴管理
※ヒストグラム
- 作業負荷などを数値化し、ある期間単位での複数作業の負荷の合計値を積み上げた棒グラフで、山積みグラフとも呼ばれる。
スケジュールを調整することで過負荷な部分と負荷の少ない部分のムラをなくす(山崩しを行う)ことで、無理や無駄のない計画立案ができる。
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ハイパープロジェクトは
Plan(計画) Do(遂行) Check(管理) Action(最適化)
全てのシーンで活用できる
PDCAサイクル支援のためのプロジェクト管理ソフト
です。
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